多摩レイクサイドFMについて

「多摩レイクサイドFM」は ボランティア・スタッフが運営するNPO法人によるコミュニティF M局です。

周波数
79.0MHz
24時間放送
(2004年6月21日付総務大臣免許JOZZ3BG-FM)

事務局
〒189-0014 東京都東村山市本町2-12-13-102

放送エリア(可聴地域)
多摩湖周辺の東村山・清瀬・所沢・東大和・小平・東久留米・武蔵村山の各市と立川市・国分寺市・西東京市・新座市・狭山市の一部


多摩レイクサイドFMのあゆみ

-----構想から20年、ミニFM局から正式免許のコミュニティFM局へ-----

《公認のミニFM局》
 約20年前には、盛り場や地域にたくさんのミニFM局がありました。しかし大半が法制度を気にしないものでしたが、「FMひがしむらやま」はその発射電波の強さ(電界強度)を測定し、当時電波監理局から認められた数少ないミニFM局で、1984年1月に開局しました。
 これが今回、コミュニティ放送局を開局した「NPO法人ひがしむらやまFM」(多摩レイクサイドFMの前身)の前身です。

《コミュニティ放送局免許の制度化への努力》
 たくさんのミニFMが生まれた1984年当時には、未だいくつかの市を単位とするようなFMコミュニティ放送局の免許制度はなく、ようやく1992年に放送免許の制度が始まりましたが、今から20年前にこの放送免許の制度をつくるよう国に働きかけたのが、FMひがしむらやまでした。矢野穂積代表や朝木明代チーフプロデューサーは、旧郵政省に出向いてその必要性を説いたり、当時の朝日ジャーナル主催の座談会に出席して、コミュニティ放送局の免許制度化が必要であることを「力説」しました。朝日ジャーナル誌上(1985年11月8日号)には、その後のコミュニティ放送局免許制度の構想につながる矢野代表の発言が掲載されています。

《株式会社放送局だけの免許》
 その後も、株式会社だけにしか放送局の免許は与えられない時期がつづきました。この点についても、矢野代表らは懸命に関東電気通信監理局などを説得しつづけました。

《チーフプロデューサーを失い》
 コミュニティFM放送局の免許の制度化と放送局免許取得は「私のライフワーク」という言葉を何回も口にし、もっとも熱心な推進役だった 旧「ミニFM局」・「FMひがしむらやま」の朝木明代チーフプロデューサーが、1995年9月1日夜10時ころ、西武新宿線東村山駅前のビル上層階から何者かに落とされて殺害されました。
 朝木明代さんは当時現職の市議会議員だったこともあり、創価信者らによる被害者支援に取り組んでいたことなどから、マスコミは大騒ぎとなりましたが、いまだに事件は解決していません。
 中心軸の一人を失いましたが、朝木明代さんの遺志を受け継いで、矢野代表を中心に、放送局免許をなんとしてでも取得するため、懸命の努力が続けられました。

《NPO法人にも放送局免許の扉が》
 電界強度計を使い、すべてボランティアスタッフで何度も潜在電界強度を測定し、関東総合通信局への申し入れを重ねました。
 99.9%無理だと宣告されてはいましたが、私たちの努力がとうとう認められて、関東総合通信局は本格的に事前協議を進めました。このとき、技術系の問題に対して大きなサポートをして下さったのが(株)MTSさんでした。
 この間、「FM79」は、「営利を目的としないNPO法人」(特定非営利活動法人)の認証をうけ、2001年に法人となり、ついに、2000年に営利を目的としないNPO法人にもFMコミュニティ放送の放送免許が認められることとなりました。
 そして、2002年5月7日に、全国で初めてNPO法人として、放送局免許申請受理第1号となり、放送局免許制度に大きな前進の扉をあけることができたのです。申請の審査は慎重につづけられ、2004年1月「NPO法人ひがしむらやまFM」はついに放送予備免許を受けました。

《予備免許で工事着手》
 2004年1月、放送局予備免許をとり、アンテナ・タワーの建築確認をとり、大勢のボランティアのひとびとの協力で見事に工事を完成させました。

《正式免許で開局》
 2004年6月22日に総務大臣から放送局免許の交付を受け、2004年6月30日に、周波数が79.0MHzのFMコミュニティ放送局がついに正式開局しました。
 多摩湖の周辺の7市の地域で、普通のFMラジオで、誰でも無料で聴ける都内で11局目のFMコミュニティ放送局の誕生です。
 送信アンテナタワーは、東村山市諏訪町の北緯35度45分51秒、東経139度28分0秒に設置、24時間放送をしています。
 構想から20年、コミュニティ放送局の免許制度化につづき、NPOの免許取得に扉を開けることができたことは、歴史的快挙といっても過言ではないと思います。

《元NHK甲府放送局長の椙山女学院大学教授の川崎泰資様より-2007年5月17日-》
 「多摩レイクサイド」(FM79)局おめでとうございます。私は世田谷に住んでいますが、「世田谷FM」を聴きながら散髪をするのが楽しみの一つです。
 既設の放送局のラジオと違い、人と人との心の触合いを感じるディスクジョッキーや、地元の行事や商店街の便りなど住んでる町の放送という感じが心を和ませます。企業の息のかからない経営は大変な事と思いますが、定着すれば「北多摩の文化的名物」になるでしょう。
 政治や社会、文化でマスコミの取り上げない大切な問題が沢山あります。利害やタブーに捉われず、市民が自由にものが言える自分達のメディアに育てて下さい。子どもからお年寄りまで皆が楽しめる、気軽に放送局に出かけ、自分の言葉でメッセージを送れるFM局にしてください。

《NPOコミュニティ放送全国協議会》
NPOコミュニティ放送全国協議会への加盟を受け付けてます。
NPO法人でコミュニティ放送局の開局(免許取得)をお考えの方は、こちらをご覧ください。
NPOコミュニティ放送全国協議会